競争の激しい航空業界において、顧客が求めるサービスや嗜好を知ることは、自社エアラインを選んでもらうため欠かせません。
CRMを導入すれば、集めた顧客情報を一元管理し、確認したい情報をいつでも抽出することが可能に。顧客セグメント分けもシステム上でできるので、優良顧客の育成に活用することができます。
また、マーケティング施策の立案・改善についても、CRMであればいつでも必要な情報を分析できますので、PDCAサイクルを効率よく回し続けることが可能となります。
日本航空ではサービス品質向上のため、WEB上で年間200件ものオープンなアンケートをWEB上で展開しています。
従来のアンケートシステムは、スマートフォン向けに最適化されておらず、入力しづらい点が課題に。さらに、顧客属性など対象を絞り込む機能がなく、特定顧客に向けた調査が実施できていない点も課題となっていました。
CRMにアンケート機能が搭載されたシステムを導入。スマートフォン向けに入力しやすい画面構成に刷新したことにより、アンケートの回答数が大きく増加。
また、もう一つの課題であった対象の絞り込みについても、CRMと連携させたことで顧客の関心に近い設問が行えるように、回答率が向上したことで、社内でアンケートを積極的に活用する動きにもつながった。
全日本空輸では現行のCRMシステム「Salesforce」の運用・保守を扱えるシステム会社を、諸事情によって探す必要に迫られていました。
システム会社選定にあたっては、「継続して安定した運用・保守が実施できること」、「システム改変や機能の強化・刷新にも対応できること」を条件として設定。
しかし、他社製品であったことから、希望に叶うシステム会社が見つからず、作業は難航していました。
自社の希望とマッチしたシステム会社を見つけ、運用・保守を委託することに。Salesforceの開発経験をもつ専門スタッフが在籍しており、新サービス開始に伴うシステム開発やUI画面の刷新などにもスムーズに対応。UIに関してはユーザーからも高い評価を得ているそうです。
また、Salesforceのアップデート時や改変時には、的確に対応してくれるなどレスポンスも早く、サービス全般に大満足しているとのことです。
CRMを活用して顧客とのリレーションシップを高めたいのであれば、自社の運用に適した機能を搭載しているツールを選ぶのがおすすめです。
当サイトでは、抱える課題別におすすめのCRMツールを紹介しています。自社で抱える課題解決のためにCRMツールの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
自社の課題にアプローチできる
おすすめのクラウドCRMツールをみる
機能の種類が多く、料金プランも様々で、適切なツールを見つけにくいと感じていませんか?
ここでは、業界の特徴に合わせたおすすめのツールを3つに分けてご紹介しています。
接客業/サービス業向け
旅行、宿泊施設、飲食、
美容、コールセンターなど
顧客体験の向上や
リピーター増加を狙える
¥100,000~(税不明)
製造業/販売営業向け
メーカー、ベンダー、
システム開発、ECなど
営業活動から生産管理まで
効率化を支援する
¥3,300/1人 ~(税込)
専門領域での活用
病院、地方銀行、不動産、
教育機関、士業など
業界のルールにあわせて
自由にカスタマイズできる
¥22,000/10人 ~(税込)
※費用はプランやライセンス制度によって異なります。詳しくは各社の公式サイトでご確認ください。