日々来院する患者の診察・処置の他、患者の情報管理も大変重要な業務です。CRMであれば、患者の治療内容や投薬情報なども一元管理することが可能。
さらに、看護師や薬剤師、作業療法士とも情報共有して連携を図り、きめ細やかな医療ケアの提供に繋げることもできるでしょう。
この他にも、効率の良い薬の在庫管理やデータ分析による経営への活用など、さまざまなシーンにおいてCRMを活用することができます。
医療用品メーカーの株式会社カインドウェアでは、顧客が取り扱っている製品情報をエクセルで管理。その結果、顧客情報の取り扱っている品目が多いと抽出に時間がかかったり、データの更新漏れが生じたりなど、業務に支障をきたしていました。
また、過去の営業履歴を確認できないことで、商談を進めることに苦慮していたことも課題となっていました。
外出先からでも情報入力できるようになったことで、リアルタイムで情報入力が可能。商談履歴が確認できることで、過去の商談にあわせた対応もできるようになりました。
商談の進捗や顧客フォローの状況も一目で把握できるようになり、全体を管理する上司としても、CRM導入の効果を感じているそうです。
県内の人口が減少傾向にある中、病床400床で急性期医療機関としての役割を果たすには、今まで以上に地域クリニックとの連携が必要不可欠だと判断。
前方連携に向けた取り組みを開始しますが、思うように効果が上がらず、大きな課題となっていました。
地域クリニックを顧客と捉え、CRMシステム活用した前方連携システムを構築。紹介データを自動分析する機能により、リアルタイムで顧客の変化を察知できるように。
また、訪問時の会話内容もシステムに蓄積できるため、訴求力の高い提案が行えるようにもなりました。高い信頼関係を築けるようになったことで、連携先も増加しました。
医療業界においても、さまざまシーンでCRMが導入され活用されています。単に顧客管理だけに留まらず、コミュニケーションの活性化やサービス品質の向上など、CRMを導入することで、さまざまなメリットも期待できます。
CRMで失敗しないためにも、自社の運用に適したツールを選定するのがおすすめです。
当サイトでは、抱える課題別におすすめのCRMツールを紹介しています。自社で抱える課題解決のためにCRMツールの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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ここでは、業界の特徴に合わせたおすすめのツールを3つに分けてご紹介しています。
接客業/サービス業向け
旅行、宿泊施設、飲食、
美容、コールセンターなど
顧客体験の向上や
リピーター増加を狙える
¥100,000~(税不明)
製造業/販売営業向け
メーカー、ベンダー、
システム開発、ECなど
営業活動から生産管理まで
効率化を支援する
¥3,300/1人 ~(税込)
専門領域での活用
病院、地方銀行、不動産、
教育機関、士業など
業界のルールにあわせて
自由にカスタマイズできる
¥22,000/10人 ~(税込)
※費用はプランやライセンス制度によって異なります。詳しくは各社の公式サイトでご確認ください。