顧客情報をCRMに集約して一元管理をすることで、全社員で顧客情報を共有できます。引き継ぎの手間を省き、担当の営業担当が不在でもスムーズな顧客対応ができます。
また、CRMを使えば膨大なデータ量を簡単に分析できるようになるため、顧客ニーズにマッチしたプロモーションをタイムリーに実施できるようになります。
この他にも、他の業務システムと連携させることで、債権管理や請求業務といった銀行業務の効率化を図ることもできるでしょう。
預金業務や為替業務においては早くからデジタル化が進んでいましたが、融資業務においては債権リスクの関係から紙による旧式の管理が踏襲されており、業務効率の悪さが課題として浮上。
融資業務のペーパーレス化を実現し、なおかつ他の業務システムとの連携がスムーズに取れるCRMシステムの導入を希望していました。
導入するCRMと既存のシステムを連携することができ、申し込みから電子契約までを自動化することに成功。
個人向けが90%、法人向けが50%の割合で電子契約に移行できたことにより、紙による管理を大きく削減。顧客管理も簡素化されたことから、営業マンがセールス活動により集中できる環境も整えられたそうです。
顧客ニーズの多様化が進む中、北日本銀行では顧客理解を深めることを目的としたシステムを自行で開発・運用していました。
しかし、システムの改修を重ねても期待した結果が得られず、改修・運用コストの増加が大きな課題に。コストが安価でありながらも、自社の目的が達成できるCRMを探していました。
コストな安価なクラウド型CRMシステムを導入。当初はセキュリティ面を危惧していましたが、自行よりも徹底されたセキュリティ対策が取られていたことで採用が決まりました。
営業所で登録された顧客情報がリアルタイムに本部で確認できるようになり、必要な指示をスピーティーに出せるようになったそうです。また、日々の活動記録もシステムに蓄積されるので、引き継ぎ書の作成も不要に。
業務の効率化を推進し、当行が目指す営業改革を早期に実現できたと、CRM導入を高く評価しています。
ペーパーレス化の動きが高まる中、金融業界においても従来の紙による顧客管理からCRMでの顧客管理にシフトしています。CRM導入を検討する際は、自社の課題を解決してくれる機能が搭載されたCRMを導入するのがおすすめです。
当サイトでは、抱える課題別におすすめのCRMツールを紹介しています。自社で抱える課題解決のためにCRMツールの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
機能の種類が多く、料金プランも様々で、適切なツールを見つけにくいと感じていませんか?
ここでは、業界の特徴に合わせたおすすめのツールを3つに分けてご紹介しています。
接客業/サービス業向け
旅行、宿泊施設、飲食、
美容、コールセンターなど
顧客体験の向上や
リピーター増加を狙える
¥100,000~(税不明)
製造業/販売営業向け
メーカー、ベンダー、
システム開発、ECなど
営業活動から生産管理まで
効率化を支援する
¥3,300/1人 ~(税込)
専門領域での活用
病院、地方銀行、不動産、
教育機関、士業など
業界のルールにあわせて
自由にカスタマイズできる
¥22,000/10人 ~(税込)
※費用はプランやライセンス制度によって異なります。詳しくは各社の公式サイトでご確認ください。